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2005年10月2日日曜日

ネズミにかじられた!



郵便局に3つ荷物が届いているという知らせがあったので、本日取りに行った。 (左の写真は、普通郵便で送られた荷物が置いてある倉庫)

3つのうち1つは、来週ネパールに到着し、長期トレッキングへ行かれる予定の、ゲストの私用物(主に食品)が入った荷物だった。



荷物を受け取ると、一角に破られたような跡がある。 (写真参照)

中のものを盗み出せる程度の穴(注1)ではあるが、それにしては、何となく中途半端な大きさだ。

注1:船便などの場合、時々、中味の一部が盗まれることもある。

さて、こちらの郵便局では、荷物を受け取る際に、局員の前で開封し、チェックを受けなくてはいけない。

上記の荷物を開封し、穴がある部分に入れられていた物を取り出すと、そこには海の香りのする『スルメ』が。外袋共に、明らかにかじられた跡がある。

・・・どうやら、『ネズミ』が『スルメ』のにおいを嗅ぎつけて、ダンボールの外からかじったら、こうなってしまったようだ。

私 「でも、ネズミが魚(注2)なんてかじる?猫じゃあるまいし」

注2:スルメでも貝でも、海のない国・ネパールの人に説明するには、『魚』と言ってしまうのが、わかりやすくていい。

局員1 「食べ物のにおいがするものなら、ネズミは何でもかじるよ」

局員2 「この前も、白人がクニから送られてきたソーセージを受け取った時に、半分かじられていたよ(ハハハ)」

・・・何事もないように、笑って言うな、という感じだ。

確かに、倉庫の中にネズミがいるのは不思議ではないから、ネズミが食べ物の入った箱をかじってしまうことはしょうがない。でも、この状態を『ネズミの仕業』と簡単に片付けてしまう局員は、あまりにも頼りない。

私 「しょっちゅうかじられるなら、薬まけばいいじゃないの」

局員 「薬はまいてるんだけどねえ。自然発生しちゃうからしょうがないんだよ」

私 (半分冗談で)「じゃ、猫飼えばいいじゃないの。ウチの飼い猫は、よくネズミ捕まえてくるわよ」

局員 (割と真剣に)「カトマンズには猫はあまりいないからねえ。それに、上が許してくれないよ」

私 (冗談で)「ネズミは飼ってるくせに?」

局員 (弁解気味に)「ネズミは勝手に入ってきちゃうから、しょうがないんだよ」

・・・話にならん。

ニオイの強い食品をカトマンズまで送る場合は、ネズミにかじられる覚悟をしておこう。

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