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2005年11月23日水曜日

鶏肉

日本人がネパールで鶏肉を食べると、身が引き締まっていて美味しい、と感じる場合が多いようだ。

ネパールの街を歩いていると、都市部でも、鶏が自由気ままに走り回っていたりするから、『ああいう風に育てられているから、こんなに身が引き締まって美味しいのね』と早とちりする人も多い。

しかし、通常、外国人が口にして美味しいと感じている鶏肉は、ブロイラーの肉。

でも、日本のブロイラーのように身動きできないほど密度高く飼われているわけではないらしいので、ブロイラー肉とは言えども、自然と身が引き締まるようだ。

例:日本のブロイラーが、10人に1畳が割り当てられているなら、こちらのブロイラーは、1人に1畳が割り当てられている、という感じだろうか。

さて、こちらのブロイラー(の鶏肉)程度で『身が引き締まって美味しい』と感じる人たち。ローカルチキンを食べたら、どう感じるのだろう。

あちこち走り回って、1年近く自由に育てられる『ローカルチキン』。都市部のローカルな肉屋にもブロイラーの肉とは別に、売られている。

地元の人は、こちらのほうが身が引き締まって美味しいという。

確かに美味しいのだが、生れてからずっと、自由に運動し続けた鶏の身は、想像以上に引き締まり過ぎている。日本人が『身がしまっていて美味しい』と感じる(ネパールの)ブロイラー肉など、比ではない。肉と肉がなかなか裂けず、食べるのに一苦労する程。味わう前に、疲れてしまう。

それが自然の味というものなのだろうけど、私にとっては、(ネパールの)ブロイラー肉程度が、ちょうどいいや、という感じだ。

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