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2006年4月11日火曜日

ひと昔前の日本の学校を舞台にした漫画やドラマの中に、よく出てきていた罰。たとえば宿題を忘れた生徒に、水が入ったバケツを持たせて授業中廊下に立たせる/うさぎ跳びでグラウンド一周させる、などなど。

これに似たような罰が、ネパールにもある。

自分の両耳たぶを指でつまませて、立ったり座ったりを繰り返させるのだ。

大人が、子供に罰を与えるときに、この動作をさせる場合もあれば、悪さをした子供が怒られる前に、「この通りもうしません。ゆるして~」と反省している証としてこの動作を自らすることもある。

さて、ここ何日かの新聞には、抗議行動の様子を写した写真が特集で何枚も掲載されている。今日のカンティプール紙には19枚の写真があったのだが、その中の1枚に、手で耳をつまんで立ったり座ったりの動作をしている若者2人と、それを眺める国軍兵の姿を写した写真が載っていた。

写真のタイトルは『外出禁止令発令中に街に出ていた若者2人に罰を与える国軍兵』。

デモ隊と警官やアーミーが衝突し、血みどろな写真が多い中、この1枚だけほのぼのしていて、マヌケで笑える写真だった。

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