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2006年6月26日月曜日

ランタン方面トレッキング報告4-1



~ ランタン方面トレッキング報告3 のつづき ~

[6月21日(水)] トレッキング3日目
 06:00 キャンジン・ゴンパ(約3800m)発~キャンジン・リ(約4700m)登頂
 10:10 キャンジンゴンパ着
 11:00 キャンジンゴンパ発
 16:15 ゴラタベラ着

早朝の外温約10度。

昨晩からの雨はすっかりあがっていて、空気も澄みすがすがしい朝を迎える。キャンジンゴンパよりも少し上では雪になったらしく、昨日まで青い氷が見えていたキムシュン氷河なども、白く雪に覆われていた。昨日と今日では全く違う景色。いいときに雨が降ってくれた。



ヒマラヤが雲で覆われないうちに、キャンジンリに向けて出発する。ガイドのサンカルは、キャンジンリには行ったことがないため、彼の経験作りもかねて。まず、キャンジンリの手前にある、キャンジンゴンパからも見える4300m?ほどのピークを目指して急斜面を登っていったのだが、途中で道をはずしてしまい岩場を登る羽目になる。そういうこともあろうかと、軍手を持ってきていたので、手にはめて岩をよじ登る。



(↑キャンジンリを目指して歩く途中今来た道を振り返ってみる↑)



キャンジンゴンパから見えるピークに近づいてくると、急に視界が開けてきた。キムシュン氷河、ランタンリルンなどがぐわっと迫る。これまで見えなかった尾根から向こう側の谷底の斜面一面(写真向かって左側)に、赤いつつじのような小さな花(ネパール語名スンパテ?)が咲き誇っている。尾根のこちら側(写真向かって右側)には、黄色い花しか咲いていないのに。尾根を境に全く色の違う世界!圧巻だった。



その後、キャンジンリ(約4500m)を目指す。下(ロッジのある付近)からは見えなかったが、昨日の雨はキャンジンリでは雪だったようで、うっすら白くなっていてきれい。雲が立ち込めたり風に流されたりして、ヒマラヤも見えたり隠れたりしていたのだが、キャンジンリ到着時には、雲も流れ、360度のパノラマが広がった。

今回、もしかすると幻の(とよく形容される)ブルーポピーも見られるかも?と期待していたのだが、時期的に1ヶ月ほど早すぎたようだ。今でも、チュルクリ(Tserko Ri)付近の斜面には一面、つぼみがあって探す必要もないほどだ、とロッジの主人が教えてくれたが、時間的にそこまでは行けないので、今回は断念した。それでも、色とりどりの花々を眺めながらここまで来ることが出来て、満足。

~ ランタン方面トレッキング報告4-2 につづく~

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