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2006年9月26日火曜日

ダサイン祭を感じる瞬間

9月29日から、ネパールは長期ダサイン休みに入る。休み開始まで、残すところあとわずか。

日本の年末のように、なんだかいつもに増してあわただしい街。渋滞が多いのも、そのせいかもしれない。

カトマンズ市内オールドバスパーク周辺の歩道や、中央郵便局周辺では、先日からダサイン向けに、道に敷物を敷いて、その上に品物を並べて売るだけの店が連なり、フリーマーケット状態となっている。買い物客と車とバイクと物乞いと野良犬とクラクションと排気ガスででごった返す、騒然とした街。(そして気が立つわたし)

こんな光景を見ると、ああ、ダサインだなあ、と感じる。

約一週間弱ぶりに青空が広がった今日。太陽が顔を出しても風は涼しく、もう本当に、秋、という感じ。こんな青空を見ても、ああ、ダサインだなあ、と感じる。

そして、忘れてはいけない極めつけはコレ! ・・・というか、すっかり忘れていたのだが、本日第一弾が聞こえてきた。

何が聞こえてきたかというと、生贄用ヤギの悲痛な泣き声・・・。30日の生贄日に備え、近所の家で早速ヤギを確保したようだ。ダサイン8日目(アスタミ)、ダサイン祭の主役、ドゥルガ女神に生贄を捧げる習慣があり、いたるところで、生々しい解体シーンを見ることになるのだが、この日のために、人々は、ヤギや鶏(豚、いのしし、水牛なんでもアリ。でも牛はダメ)を準備し、楽しみに待つのだ。

今年もあと4日、近所のヤギの首が切られるまでは、毎晩悲しい泣き声を聞きながら眠りにつかなくてはいけない。ああ、今年もダサインだよ・・・

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