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2007年1月22日月曜日

トイレの話 1

やはり今日も公共交通機関のストが実施されていた。昨晩のうちに、本日の移動のキャンセルを決めておいて正解だった。

話は変わるが、カトマンズを離れ、都市ではない場所へ出かけるたびにいつも、私もネパール人のようにトイレットペーパーを使わずに用足し後の処理ができればどんなにラクか、と思う。

一般的に、ネパール人は用を足した後(特に大の後)、水を使って洗い流す。右手で水桶を持ち、おしりを流しながら、左手で直接排泄物や肛門に触れ、ぬぐい流す方法だ。

私はいまだにこの方法を試すことができない。今となっては、試す気すらおきないが、都市部を離れるたびに、トイレットペーパー無しでトイレにいけたら、ラクなのになあ、と思ってしまう。

ネパールのトイレは、しゃがむスタイル(いわゆる和式トイレ)が基本。

日本も昔はそうだったと思うのだが、ネパールでも、首都カトマンズとは言えども中心部を少し離れれば、トイレの小屋が家とは別棟にある場合がほとんどだ。山奥の村では、トイレ用の小屋などを作る習慣などまったくなく、人気のない青空の下すべてが屋外トイレ、という地域も、まだまだたくさん残っている。

和式トイレがある国、日本の生まれとしては、しゃがむスタイルのトイレなら、個室であれ屋外であれ、使いこなすことはできるのだが、その後の処理をどうするか、という点が、厄介になる。

現代の日本であれば普通、用を足した後、おしりをトイレットペーパーで拭くか、自動ウォシュレットで洗い流すか、のどちらかの方法をとるのが一般的だ。

100年近く前は、竹へらを使って用を足した後(特に大便)を拭い取っていた時代(地域によるかもしれない)もあったと聞くが、今の時代に竹へらを使っている人など、おそらくお年寄りでもいないだろう。

つづく

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