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2008年5月12日月曜日

狐の嫁入りと、ネパール人の素朴な暖かさ




昼過ぎ、用事でパタンへ出かけると、お天気雨が降ってきた。

だいぶ前にも、このブログで話題にしたことがあったのだが、お天気雨のことを、ネパールでも「狐の嫁入り(Shaal ko bihe)」という。

調べてみると、日本、ネパール以外でも、「狐の嫁入り」と表現する国はあるようで興味深い。

大粒の雨が降ってきたが、空は明るくすぐに止みそうだったので、通りすがりの床屋の軒先に、一時的に非難した。

床屋に客は入っておらず、店主も不在だったのだが、私が雨宿りをはじめると、どこからか店主が顔を出してきて、「雨が止むまで中の椅子に座って休んでなさい」と、わざわざ言いに来てくれた。

外出すると、街中にあふれている無意味なクラクションの音とめちゃくちゃな交通ルールに神経が尖り、常にストレスをためてしまう今日この頃なのだが、ジャカランダの花が視界に入ってきたり、何気ないネパール人の暖かさを感じることが出来たりすると、ほっと救われる気持ちになる。

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