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2012年5月22日火曜日

バンダと日常



かなり厳しいバンダ(BANDA:スト)3日目。

写真2枚、スタッフが本日撮影したもの。

1枚目:
カトマンズ市内と空港を結ぶ臨時シャトルバス。NTB(ネパールツーリズムボード)主催のもの。

運賃1人200ルピー。今回は、空港と市内5つ星主要ホテルや、タメル地区などを結ぶ3ルートが運行されていた。

このバス、バンダや外出禁止令発令時などにのみ運行されるのだが、平常時も運行されると旅行者にとって便利なのに、といつも思ってしまう。

しかし、他国のように国際線や国内線が飛び交っているならともかく、1日の離発着便の少ないカトマンズ空港では、シャトルバス利用客も少ないため、平常時に運行しても採算取れないのだろう。




2枚目:
今の時期、前年10月頃から約8か月ほど続いた乾期が終わる頃で、毎年深刻な水不足となる季節。

水道局から供給される水が全く来なくなる地区などもあり、庶民は、共同水場からタンクを背負って水を汲んで家まで運ぶ。

何千リットルもの水を一度に購入することができる家庭では、水屋に電話をし、自宅までタンカーで水を運んでもらうことも多い。しかし、バンダの日は、タンカーが市内の走行を嫌がるため、バンダが終わるまで水を確保できない、ということも。

停電も多いカトマンズ。電気よりも水がない生活の方がつらく大変なのだが、その厳しさは、実際に体験したものでないと、なかなか実感できないだろう。

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